TakahiroNakano
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DOI-MITCHELL 16mm

 ドイ・ミッチェルと呼んでいた、本家ミッチェルの日本製のコピーです。35mmも16mmもありましたが、これは16mm。学生時代に使ったものです。母校では主にアニメーションやタイトル撮影に使われていました。BOLEXで実景を撮影して来てそのフィルムを暗室で巻き戻し、このカメラに装填してタイトルを二重露光、なんてことをしてました。なんというローテク!!失敗すると実景撮影からやり直しなので、半端じゃなく緊張しましたねぇ。


 後ろに付いているのがラックオーバーのハンドル。ボタンを押しながら回すと、ボディがスコーン!と気持ちよく左右にスライドします。なぜスライドするかと言うと、レフレックスファインダーではないからです。ボディが右側にある時、レンズを通った光はピントグラスで見ることが出来ます。正確なフレームとピントを確認出来ます。そして本番ではボディを左にスライドさせます。すると今度はフィルムに露光させることが出来ます。カメラマンとフィルムが順番にレンズを覗くわけです。本番!スコーン!カット!スコーン!
 というわけで、これを忘れるとまったくなにも写っていないという、悲しいことになります。
 


 撮影時は横に付いているファインダーで見ます。撮影レンズとmm数を合わせること、距離に応じてパララックスを補正することが必要です。ミッチェルのファインダーって良く出来てます。片目で覗くのではなくて、ちょっと顔を離して両目で見ることが出来ます。見え方は二眼レフのウエストレベルファインダーのようです(こちらは正像ですが)。今で言うなら小型のLCD見る感じですね!


 35mmのミッチェルと同じように、後ろにあるレバーでシャッター開角度が変えられます。

 マウントはCマウントの3本ターレットです。

 35mmのミッチェルをそのまま小さくした、かわいいカメラです。

 

チャンスがあれば、是非、コレクションに加えたい一台なのです...