TakahiroNakano
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8mmカメラの露出計

 8mmカメラのほとんどはオート露出です。露出計が壊れていない限り大きくはずれることはないでしょう。
 今は製造していない水銀電池を使うカメラも多数あります。これは電池アダプタを使用するしかないのですが、水銀電池は1.3Vや2.6Vといった電圧だったので、電圧調整の抵抗の入っていないアダプタを使用すると誤差が出ます。だいたい1絞りほど振りが良くなるので、アンダーに写ってしまうのです。露出補正や逆光補正が付いているカメラは、それを使えば+1補正出来ます。マニュアル絞りでいちいち補正するのは結構めんどくさいです。外部測光のカメラは安物が多いですが、受光部にNDフィルターか何か貼ってやれば良いので以外と使いやすいです。

いろいろな逆光補正

 EEロックは8mmではかなり使える機能です。ほとんどのカメラでは、物理的に絞り羽根を押さえるだけの簡単な構造です。はっきり言って、オートとマニュアルのカメラよりも、オートとEEロックのカメラの方が使いやすいと思います。EEロックにも、押している間だけのものと、レバーを起こしたりしてロックするものがあります。

いろいろなEEロック

 中級機、高級機では絞りをマニュアルで設定出来るものがあります。オートからマニュアルに切り替える際に、EEロック状態になるものと、いったん開放になるものがあります。マニュアルの絞りを使うとき、オートの絞りの数字を基準にする場合と、単体の露出計を基準にする場合がありますが、単体露出計の使用には注意が必要です。
 まず、8mmの絞りの表示はTではなくFです。そしてファインダーにプリズムで分光しています。この2つを合わせると1/3から2/3絞りくらいの値です。また、XLタイプのカメラはシャッター開角度が220度前後です。通常は150度前後です。カメラのオート露出で満足のいく結果が出ている場合は、標準反射グレーを画面いっぱいにした場合のカメラの絞りの値と、単体露出計の値を比べて基準値を決めるのが良いでしょう。オートが故障のため単体露出計を使う場合は、1本テスト撮影した方が良いかもしれません。また、カメラの実際の絞りと表示されている値がずれている場合も考えられるので、初めて使うカメラでは注意が必要です。