TakahiroNakano
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「XL」とは?

 はじめのころの8mmフィルムは、Super 8が40T、Single-8が25Dと50Tでした。カメラの多くはF1.8程度、シャッター開角度150~160程度でした。ちょっと暗いところや室内では、ライトをバーンと点けないと写らなかったのです。
 後に高感度フィルム、Super 8の160T、Single-8の200Tが発売されました。それと同時に、F1.4より明るいレンズ、シャッター開角度を220度前後まで広げたカメラが出て来て、「XLタイプ」と呼ばれていました。Super 8では名前に「XL」と入っている場合が多いです。Fujicaでは「X」の文字が入っています。レンズが明るくてもシャッター開角度の狭いものや、その逆のものはXLとは言われていません。FujicaのZM800は、シャッターは220度ですがF1.8のレンズなのでXの文字が入っていません。
 フィルムの感度が2絞り分、カメラ側では機種によっては3~4絞り分も明るくなり、いままでは諦めていたところでも写せるようになりました。また、18fpsで220度前後だとシャッタースピードは1/30前後になります。これはNTSCのテレビを撮影するのに都合の良い数字です。家庭にビデオデッキの普及していなかった時代、XLカメラを使ってテレビ画面を撮影していたという話もあります。

XLdegree