TakahiroNakano
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Single-8 カートリッジの感度設定

 Single-8 カートリッジには、A、B、C、3カ所の感度設定箇所があります。実際カメラで使用されているのは、A、Bのどちらかです。Cを使って感度を設定しているカメラは見た事がありません。

 Aは、フィルム軸の中心を頂点とした角度です。
 Bは、カートリッジ左端から突起部までの距離です。
 Cの詳細は不明。

 上はR25とRT200の感度設定部分の形状の違いです。
 Aを実測してみると、R25が約26度、RT200が約62度でした。Bの実測値は、R25が約9.5mm、RT200が3mm弱でした。規格上は、Aが4度ごとに1/3絞り、Bが0.75mmごとに1/3絞りだそうです。実測値もほぼ合ってます。
 実際は25、50、200の3種類の感度しか発売されなかったので、中期以降のカメラは対応感度が簡略化されています。
 現在FUJIが出しているフィルムは、R25N(25D)とRT200(200T)の2種類です。他社製のフィルムを使う場合、フィルム感度とカートリッジの設定が合っているか、カメラに対応しているか、一応確認した方が良いでしょう。
 まあしかし、Super 8のところでも書きましたが、使っているカメラの露出計が、感度設定に対して適正になっているかどうか分かりません。オート露出で撮影する場合、とりあえず1本撮影した上がりを見て判断するのが実際的です。そのうえで露出補正をするか、他のカメラを使うかなりすれば良いと思います。マニュアルで撮影する場合も、そのカメラの絞りの表示が正しいかどうか分からないので、最初の1本はテスト撮影と思った方が良いでしょう。

 Aを使う例。蓋を閉めるとレバーがスライドして感度設定します。

 Aを使う例。ボタン式。25, 50, 100, 200, 400となっている場合が多いようです。

 Bを使う例。ELMOのカメラ。カートリッジを押さえるバネがあります。

 Bを使う例。