その昔はSuper 8、Single-8共に、サウンドフィルムが販売されていました。フィルムの端に磁性体が塗ってあり、そこに同録するというものです。カートリッジは上下に長くなっていて、下にもフィルムが露出している部分があります。ここがカメラの磁気ヘッドがあたる部分です。音は画に対して18コマ先行したところに入ります。 Single-8では、磁性体の付いたフィルムを従来のカートリッジに入れた、アフレコフィルムもありました。サインレントカメラで使用出来、後で磁気コーティングしなくても、音を入れたり、サウンドフィルムとつなげたわけです。現在Single-8では、現像時に磁気コーティングするかどうかを選ぶ事が出来ます。 Super 8ではアフレコフィルムは発売されませんでした。 フィルムを見ると、フィルム両端ベース面に2本の磁性体があります。パーフォレーションの反対側の太い方がメイントラックです。パーフォレーション側はフィルムを平行にするためのバランストラックですが、後には2トラックサウンドやステレオサウンドで使用されました。 自分で磁性体を塗ったり貼ったりできるマグネストライパーなる機器もありました。なかなか難しかったようですが。
ビデオカメラでは何もしなくても勝手に音が録れますが、8mmフィルム時代は苦労して音を入れていたのです。サウンドカメラとは言ってもカメラの駆動音はそれなりにうるさいので、ビヨーンと長いブームマイクを付けたりしていました。 サウンドフィルムが出る以前はテープレコーダーを使っていました。手にはカメラ、肩からテープレコーダーというスタイルです。そして画と音を同期させようとすると、これまた苦労するわけです。カメラの回転パルス信号をテープに記録し、それを利用して映写機とテープレコーダーを同期させるパルスシンクロ方式などがありましたが、各社それぞれの方式があり互換性の問題がありました。
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